Microsoftは本日、テキストエディタ「Visual Studio Code」の最新版「Visual Studio Code July 2023(version 1.81)」をリリースしました。Visual Studio Codeはマルチプラットフォームに対応したオープンソースの無料ソフトで、公式サイトよりWindows / macOS / Linux用の実行ファイルをダウンロードすることができます。
最新版では、プロファイルの改良が行われ、設定のサブセット(セッティング、キーボードショートカット、スニペット、タスク、拡張機能)のみをカスタマイズするプロファイルを作成できるようになりました。例えばキーボードショートカット以外のすべての設定を含むプロファイルを作成し、VS Codeのデフォルトプロファイルのキーボードショートカットを適用するなどの使用例が考えられます。
また、セッティングエディターで「Apply Setting to all Profiles」オプションを選択することで、すべてのプロファイルに設定を適用できるようになりました。
これにより、設定の値がすべてのプロファイルに適用されます。
新しいdiffエディターの開発が継続して行われており、安定版ユーザーにも徐々に展開される予定です("diffEditor.experimental.useVersion2":trueを設定することで、すぐに試すことも可能)。新しいdiffエディターは変更のない領域を非表示にすることができる機能や、diffリージョン内の整列機能などいくつかの新機能が追加されています。
その他、Gitリポジトリのシンボリックリンクのサポートや、GitHubのプルリクエスト作成機能の改良、Notebookの更新など以下のような新機能が追加されています。
- Accessibility improvements - Accessible View support for notifications, chat responses, and hovers.
- VS Code Profiles - Finer control with partial profiles and "Apply to all profiles" options.
- New diff editor features - Collapse unchanged regions, better diff region text alignment.
- Git repositories with symlinks - Support for repository paths with symbolic links.
- Notebook updates - Search text in closed notebooks, "sticky scroll" displays Markdown headers.
- Python test discovery - Error tolerant pytest discovery continues across all files.
- Access Jupyter servers in GitHub Codespaces - Connect to a remote Jupyter server in a codespace.
- GitHub pull request creation - Better base branch detection, remember previous create PR options.
- Preview: GitHub Copilot UX - Quick Chat improvements, iterative /fix command.
新機能の詳細はリリースノートで確認可能です。
タイトル | Visual Studio Code | |
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公式サイト | https://code.visualstudio.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/6971-visual-studio-code | |
説明 | MicrosoftによるマルチプラットフォームのWeb/Cloud向けコーディング用エディタ。 |