アプリをリリースする際、アプリのローカリゼーションに頭を悩ましている開発者の方は多いと思います。
ローカリゼーションでは、アプリ内で使われているテキストをできるだけ自然な言葉で翻訳するのが大切となりますが、iOSやmacOSアプリを開発している場合は「Apple Localization Terms Glossar」を参考にすると良いかもしれません。
iOS開発者Kishikawa Katsumi氏によって作成されたWebサイトで、iOSやmacOS(およびその公式アプリ)でAppleが使用していローカリゼーションテキストを確認することができるWebサイトです。
Apple Localization Terms Glossaryの使用方法
Apple Localization Terms Glossaryでは、ローカリゼーションテキストが一覧表示されています。そのまま眺めていくことができるほか、条件を絞り込んで検索することができます。
▲真ん中のリストボックスでフレームワークやアプリを指定します。右側のボタンをクリックするとポップアップが表示され、結果に表示する言語を指定することができます。例えば、「English」「Japanese」だけを選択状態にすれば、英語と日本語のローカリゼーションを確認することができます。
対象のプラットフォーム(iOS 16/15、macOS 14/13/12)を変更することもできます。
▲翻訳後のテキストだけでなく、ローカリゼーションで使われているキーも表示されます。アプリのローカリゼーションでどのようなキーを使えばよいか迷っている場合に参考にすることもできます。
まとめ
Apple Localization Terms Glossaryを使用することで、Appleのローカリゼーションテキストを確認することができます。開発者の方は、自作アプリのローカリゼーションの際に参考にすることができそうです。