Microsoftは2024年1月、Windows 11を搭載したデバイス用のキーボードに新しく「Copilot」キーを導入すると発表しました。
Copilotキーは、MicrosoftがWindows 11に導入したAI機能、「Copilot in Window」を呼び出すための専用キーですが、AI機能を呼び出すための専用キーの必要性を感じないユーザーからは批判されることもある決定となっています。
幸い、このCopilotキーをリマップすることができる機能がWindows 11のプレビュービルドでテストされていることがわかりました。
9月20日に公開された、最新のWindows 11 Insider Preview Build 22635.4225 (Beta Channel)のリリースノートには以下のような内容が含まれています。
We are adding the ability to configure the Copilot key. You can choose to have the Copilot key launch an app that is MSIX packaged and signed, thus indicating the app meets security and privacy requirements to keep customers safe. The key will continue to launch Copilot on devices that have the Copilot app installed until a customer selects a different experience. This setting can be found via Settings > Personalization > Text input. If the keyboard connected to your PC does not have a Copilot key, adjusting this setting will not do anything.
Copilot キーを設定する機能を追加します。MSIXパッケージ化され署名されたアプリをCopilotキーで起動するように選択できるため、アプリがお客様の安全を守るためのセキュリティ要件とプライバシー要件を満たしていることを示すことができます。このキーは、顧客が別のエクスペリエンスを選択するまで、CopilotアプリがインストールされているデバイスでCopilotを起動し続けます。この設定は、[設定] > [個人設定] > [テキスト入力]で確認できます。PCに接続されているキーボードにCopilotキーがない場合、この設定を調整しても何もできません。
Copilotキー否定派に歩み寄った機能といえますが、現在の機能は、MSIXパッケージ化され、署名されたアプリしか起動できないという制限が存在することに注意が必要です。今後さらなる自由度が追加されることになるのか注目を集めそうです。
