GitHub公式ブログがGitHubにおけるオープンソースライセンスの使用状況を分析したレポート「Open source license usage on GitHub.com」を公開しています(Hacker News)。
報告によると、全リポジトリ中に占めるライセンスされたリポジトリの割合は、ここ数年は20%ほどで推移し、2013年にGitHubが公開した、ライセンス選択サービス「choosealicense.com 」とライセンスピッカーの影響で急上昇しています。
また具体的に使用されているライセンスに関して、最も多く使われているのはMITライセンスの44.69%で、2位がその他の15.68%、3位がGPL v2の12.96%、4位がApache Licenseの11.19%…とのこと。
MITライセンスは、比較的縛りが緩く、利用する側にとって、使いやすいライセンスなので、GitHub.comのオープンソースプロジェクトの半数近くがこのライセンスを採用しているのは歓迎すべきことかもしれません。GitHubはリポジトリに適切なLICENSEファイルを追加することを強く推奨しています(Licenses APIというものもあるそうです)。