Microsoftは4月2日、Webブラウザ「Microsoft Edge 100」をリリースしました(Neowin)。
Microsoft Edgeの最新版は自動更新機能によってインストールされますが、ブラウザのヘルプページ「edge://settings/help」を開き、手動でインストールすることもできます。
Microsoft Edge 100は、先日公開されたGoogle Chrome 100に続き、バージョン番号が3桁に突入していることが注目されます。
User-Agent文字列が3桁のバージョン番号を送信するようになり、バギーなパーサーを使用しているスクリプトやサーバーサイドの処理が混乱する可能性があるため、ForceMajorVersionToMinorPositionInUserAgentポリシーを使用して、User-Agent文字列のメジャーバージョンを99に固定することが可能となっています。またedge://flagsの#force-major-version-to-minorフラグを使って、メジャーバージョンを99に固定することもできます。
その他、SharePointやOneDriveなどのMicrosoft 365サービスの一部のURLを開く際に影響する、Microsoft 365 Application Protocol Activationの効率化や、Windows 8以降で利用可能なハードウェアで強化されたスタック保護機能のサポートも導入されています。
さらに、Microsoft OutlookやFile ExplorerでPDFファイルをプレビューすることができる、軽量でリッチな読み取り専用プレビュー機能や、アドインを使用せずに直接PDFファイルのデジタル署名を検証することができる機能も追加されます。
他にも多くのポリシーの変更が行われており、変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。