Windowsの特徴的なぼかし効果「Aeroエフェクト」の最初の兆候が、Windows Vistaの前身であるWindows Longhorn Build 4020で確認されたことがわかりました(Windows Central)。
evil_pro_というTwitterユーザーが、Windows Longhorn Build 4020を搭載した実際のハードウェアで確認したとのことです。エフェクトのコードはBuild 4015と4017にもあるものの、Build 4020のようには動作しないと報告されています。
The Desktop Composition research was worth it!
Happy to give you the 1st ever look at the earliest "Aero" frames hidden in build 4020
Big thanks to @evil_pro_ for testing on real hardware
At this point only the window icon and caption buttons use textures, the frame is a D3D mesh pic.twitter.com/HA1nz9Yxzl— Albacore (@thebookisclosed) December 5, 2021
Windows Longhornの開発計画は2004年にリセットされましたが、AeroエフェクトなどLonghornのいくつかの要素は、Windows Vistaを含むWindowsの後継バージョンに採用されました。
Aeroエフェクトは、PCグラフィックスを使用して、Windowsインターフェースの一部をレンダリングします。Microsoftはその後OSの要素をぼかすために別のアプローチを採用し、Windows 11では、デスクトップの壁紙を一度だけサンプリングする、システムリソースの使用量が少ないmicaを採用しています。