人気の画像編集・デザインアプリ「Affinity」シリーズの最新版v2.5が5月23日(現地時間)にリリースされました(9to5Mac)。
Affinity 2.5は、CanvaがSerifを数百万ドルで買収して以来初となるアップデートです。Canvaは、Affinity2.5は「主要な新機能を追加する継続的なコミットメントを表している」と説明しています。
Affinity 2.5の主な新機能としては、すべてのアプリで可変フォントを使用できるようになったことがあげられます。パネルでフォントのサイズ、太さ、幅を選択でき、ユーザーはテキストサイズを正確にコントロールできるようになります。なおPDFは可変フォントをサポーとしていないため、固定設定のフォントの代わりに、テキストの静的バージョンを自動的にエクスポートします。
また、QRコードツールが追加され、テキスト、URL、Eメール、電話番号、Wi-Fiパスワードから簡単にコードを生成できるようになりました。特定のグリッド・プリセットをデフォルトに設定するオプションや、Affinity Designerの曲線の筆圧プロファイルを編集するための新しいストローク幅ツールも追加されています。
Windows版では、すべてのAffinityアプリがARM64アーキテクチャをサポートするようになり、アプリはSnapdragon X EliteのようなARMデバイスで、より優れたパフォーマンスを発揮できるようになりました。
Affinityアプリは、macOS、iPadOS、Windowsで利用可能で、MacやWindowsのアプリストア、公式サイトから購入可能です。