オープンソースのOfficeスイート「Apache OpenOffice」の最新版v4.1.13が7月22日(現地時間)にリリースされました(公式ニュース)。
Apache OpenOffice 4.1.13は、セキュリティフィックスと小規模の機能強化が行われたバグフィックスリリースで、Apache OpenOffice 4.1.12以前のバージョンを使用しているユーザーに対し、アップグレードが推奨されています。なお、新バージョンではマスターパスワードのエンコーディングが変更されているため、アップグレード前に既存のOpenOfficeプロファイルをバックアップすることが推奨されています。
Apache OpenOffice 4.1.13では印刷プレビューモードの改良や、未保存ドキュメントの一貫性のないラベル漬けの修正、ODFドキュメントを開く際の不具合の修正などがおこなわれています。新機能や修正された不具合一覧はこちらで確認可能です。
Apache OpenOfficeは、OpenOffice.orgから派生したプロジェクトですが、ライバルのLibreOfficeが主流になる反面、未だに32bit版Java 8に依存し続けるなど、開発が停滞した状態にあります。