Appleの写真同期サービス「マイフォトストリーム」は2023年7月26日に終了する予定です。
それに先立ち6月26日以降はアップロードができない状態になっており、記事執筆時、すでに新たな写真を同期することはできない状態となっています。
これまでマイフォトストリームを使用していたいた方は、新たな写真の同期方法を考えないといけなくなると思います。
以下いくつかの方法を紹介します。
iCloud写真を使用する
Appleがマイフォトストリームの代わりとして推奨しているのは「iCloud写真」を使用する方法です。iCloud写真は撮影した写真やビデオをすべて iCloudに自動保存するサービスで、どのデバイスからでも好きなときにライブラリを閲覧することができます。
Macの場合、写真アプリの設定画面で有効にする事ができます(iPhoneの場合、「設定 > iCloud > 写真 > iCloud写真」)。
▲「iCloud」タブで「iCloud写真」にチェックを入れます。
▲ローカルライブラリの容量が小さければ5GBの無料プランで実行できます。
現実的には、ほとんどの場合無料プランでは容量が足らないと思います(試してみたところあまり写真を撮りまくっていない自分の環境でも半年分で5GB程の容量が必要でした)。
容量が足らない場合、以下の有料プランに加入します。
- 50GB: 月額130円。
- 200GB: 月額400円。
- 2TB: 月額1300円。
写真をあまり撮影しない場合は、50GBあれば当面は大丈夫かもしれません。しかし、これまで無料で使っていた方にとっては納得のいかない出費といえるかもしれません。
Amazon Photo等サードパーティーサービスを使用する
iCloud写真を使いたくない場合、Amazon Photo等のサードパーティサービスを使用することができます。プライム会員ならば容量無制限の写真ストレージ(無料会員は5GB)を利用することができ、iOSアプリは撮影した写真の自動アップロード機能を備えています。
またOneDriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスは、スマートフォンのカメラロールの自動バックアップ機能を提供しています。これらを使用することもできます。
まとめ
Appleのマイフォトストリームは2023年7月26日に完全に終了しますが、すでに実質的には終わった状態となっています。機能を使用していた方は代替方法を早急に準備する必要があります。