Appleが12月の初めに登録受付を開始した「Apple Store Small Business Program」の受付確認メールが開発者に対して送られ始めていることが分かりました(9to5Mac)。
App Store Small Business Programは個人や小規模な事業者向けのプログラムで、一定の条件を満たした場合、App Storeの販売手数料が通常の30%から15%へ半減されるというものです。
2020年12月18日午前10時(PST)までに登録した場合、2021年1月1日までにプログラム特典を受け取ることが可能で、それ以降は承認月末の15日後から変更されることになっています。
今回開発者に送信されたメールには注意事項として以下のような項目が記載されています。
- 2021年に収益が100万ドルのしきい値を超えた場合、年の残りは標準的な手数料率が適用されます。
- 2020年12月31日以降にアプリの譲渡を開始した場合、または2020年12月31日以降にアプリの受け入れを開始した場合は、プログラムに参加する資格がなくなります。
App Store Small Business Programは、販売手数料に関する開発者の不満を鎮めるとともに、最近高まっている独占禁止法違反の圧力をかわす目的があるのではないかと見られています。