Appleの新型ディスプレイ「Studio Display」で、iOS 15.4のフルバージョンが動作しているとカリスマブログDaring Fireballが指摘しています(MacRumors)。
Studio Displayを接続したMacで、システム情報の「グラフィックス/ディスプレイ」から、Studio Displayのソフトウェアを確認すると「Version 15.4 (Build 19E241)」が動作していることがわかるとのこと。これはiOS15.4やiPadOS15.4と全く同じビルド番号で、Studio DisplayでiOSのフルバージョンを実行していることを示しています。
Studio Displayには、iPhone 11や、2020年版のiPhone SE、第9世代のiPadと同じA13 Bionicチップが搭載され、センターフレームに対応した12MPの超広角前面カメラや、空間オーディオを備えた6スピーカーのサウンドシステムを支えています。A13チップの存在によりディスプレイに、既存のAppleソフトウェアのバリエーションが搭載されている可能性が高いと想定されていましたが、正確なソフトウェアの種類は不明でした。
Studio Displayの初期レビューでは、内蔵のWebカメラの品質(画質やセンターフレームの動作)が酷評されました。Appleはレビュアーに対して、「システムが期待通りに動作しない問題を発見した」とし、「ソフトウェアアップデートで改善する」と説明していますが、改善の種類や時期は明示されていません。