Macの音楽再生をちょっと便利にしてくれる音声ユーティリティ「Background Music」。GitHubにてオープンソースソフトウェアとして公開されています。
Background Musicの主な機能は以下の3つ。
- 音声再生時にバックグラウンドで再生中の音楽を一時停止する機能
- アプリケーションごとに最大音量を設定する機能
- システムオーディオの録音機能
なかでも注目の音楽一時停止機能は、例えばiTunesで音楽を再生中にChromeでYouTubeの動画再生を始めると、iTunesの音楽が一時停止となり、YouTube終了とともに音楽の再生が再開するという便利な機能です。
現在まだ開発中ということで「Probably very buggy(かなりバギーかも)」と注意書きされていてバイナリも準備されていませんが、新しもの好きなら試してみる価値はあるでしょう。
目次
使用方法
ビルドにはXcodeが必要です。ターミナルを開いて以下のコマンドを実行します。
git clone https://github.com/kyleneideck/BackgroundMusic.git cd BackgroundMusic ./build_and_install.sh
ビルドが成功するとメニューバーにアイコンが表示されます。iTunesで音楽を再生しつつ、YouTubeで動画を見るなどして動作確認してみてください。
再生の自動一時停止機能が働くアプリは「Preference > Auto-pause」で確認することができます。現段階ではSpotify、VLC、VOX、iTunesというアプリに限定されています。
まとめ
音楽を再生しつつ作業しているときに、一端この動画だけ視聴したいといった用途は結構あると思います。Background Musicはその際の手間を一つ軽減してくれる便利なアプリです。
今後バージョンアップし、ビルドする手間がなくなれば人気のアプリとなりそうです。