Macの音楽体験を大きく改善することができるオーディオエンハンサー「Boom 3D」。同じく音質改善アプリとして評価の高かった「Boom 2」の後継ソフトとしてGlobal Delightが開発したMac用ソフトウェアです(公式ブログ)。
Boom 3DはMac App Storeや公式サイトから購入可能で、記事執筆時はリリース記念セールが開催中。Boom 2からのアップグレードパスも準備されています。
Boom 3D: The Best Virtual Surround Audio
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥2,000 → ¥1,600 (記事公開時)
ヘッドフォンで3Dサラウンドサウンドを楽しむことができるオーディオエンハンスアプリケーション。
基本的にBoom 2と同じような使い勝手が実現されているアプリですが、名前からも分かるとおり、3Dサラウンドサウンドをソフトウェア的に実現しているところが特徴となっています。
以下実際の使用法を説明したいと思います。
Boom 3Dの使用方法
今回はMac App Store版で説明します。
Boom 3Dにはミニプレイヤー機能が搭載されていて、mp3ファイル等をメイン画面にドロップすれば、簡単にBoom 3Dの機能を生かして音楽を再生することができます。
しかし、システムワイドでBoom 3Dの機能を利用するためには、追加のコンポーネントのインストールが必要です。
▲このためにはBoom 3Dのメイン画面の「もっと体験」ボタンをクリックし、「Boom 3Dコンポーネントのインストール」ウィンドウで「OK」ボタンをクリックします。すると公式サイトから追加のコンポーネントがダウンロードできますので、これをインストールします。
▲再起動するとBoom 3Dの機能がシステムワイドで利用可能となります。すなわちiTunesなど他のアプリで音楽を再生している場合でも、オーディオエンハンス機能が使えるようになるのです。
▲Boom 3Dの機能は、メイン画面で制御できるほか、メニューバーに表示されたアイコンから切り替えることも可能です。Boom 3D機能全体のオン・オフ、3Dサラウンドのオン・オフ、イコライザーのオン・オフがそれぞれ可能となっています。
▲Boom 3Dの売りの機能の一つである3Dサラウンドは、詳細設定画面で細かく調節することができます。例えばスピーカーアイコンをクリックすれば、その位置のスピーカーを個別に一時的に停止してサラウンドの効果を確認することができるようになっています。
まとめ
Boom 3Dを利用すればソフトウェア的に再現された3Dサラウンドサウンドを楽しむことができます。iTunesの曲をいくつか再生してみたところ確かに音の広がりが感じられる変化があり、普段と途違う雰囲気で音楽を再生したいという方にはおすすめのソフトです。
もちろん曲によって効き目があまり感じられない場合や、通常の再生オンの方が好みという方もいるかもしれませんので、購入前に公式サイトからダウンロードできるトライアル版を使って試してみるのがおすすめです。