分散型バージョン管理システムBazaarの最新版版「bzr 2.6.0」がリリースされています。バージョン2.6.0の新機能は以下の通り。
- bzr switch --store now stores uncommitted changes in the branch, and
restores them when switching back to the branch. (Aaron Bentley)- New option ‘–context’ for ‘bzr diff’ command, to configure the amount of
context (i.e. showing lines that have not changed). Also available as the
named parameter ‘context_lines’ to bzrlib.diff.internal_diff(). (Paul Nixon)- The ‘grep’ plugin is now shipped with bzr. (Jelmer Vernooij)
- The ‘ping’ plugin is now shipped with bzr. (Jelmer Vernooij)
2.6系は長期安定バージョンとなりバグフィックスだけが行われることになります(新機能の追加は2.7系)。
BazaarWikipediaによるとユニークな特徴を持っていることがわかります。
中央サーバを使わない純粋な分散型バージョン管理システムと比べて、Bazaarは中央サーバ有り・無しの両方での動作をサポートしており、同じプロジェクトに対し同時に両方の方法を使うことも可能である
なかなか便利っぽいのですが、最近Gitの勢いが圧倒的なので、あえてBazaarを使おうという人は少なくなっているかもしれません。