非営利の人工知能研究組織OpenAIは11月30日(米国時間)、対話型言語モデル「ChatGPT」を発表しました(CNET Japan)。
InstructGPTの兄弟モデルで、プロンプトの指示に従い、詳細な応答を行うように訓練されています。フォローアップの質問に答えたり、間違いを認めたり、間違った前提に挑戦したり、不適切な要求を拒否したりすることが可能になっています。
現段階では、不正確な回答や意味不明な回答をすることがあり、特定のフレーズを何度も繰り返すなど未完成な部分もあるそうですが、
Twitterなどでは自然で流暢な回答を行うことから、シンギュラリティも近いとのコメントも寄せられています。
プレビュー期間中は、ChatGPTを無料で利用でき、日本語に対応したAIとの会話を試すことができます。
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ChatGPTを試す
ChatGPTを実行するには、まず、OpenAIのアカウントを作成します。
「chat.openai.com」を開き「Sign up」ボタンをクリックし、アカウントを作成します。
アカウントを作成したら「Login」ボタンを押して、同URLにログインします。
▲画面下のテキストボックスに質問を入力しています。
▲例えば「ソロキャンプに持っていったらいいものを教えてください」という質問に対し、テントやハンモックなど、完璧な回答を返してくれました。
またより高度な会話の例を知りたい場合、技術書で有名な結城浩氏とChatGPTの対話が公開されています。
人間の質問に適切に回答してくれるコンピューターの存在は、SFドラマや映画の中だけの存在かと思われましたが、実現が近いのかもしれません。