Microsoftが、AIチャットボット「ChatGPT」をBing検索エンジンに組み込む計画を進めているとの噂が流れているなか、Owen Yin氏が、ChatGPT機能を搭載したBing検索エンジンのものとされるスクリーンショットをTwitterとMediumにアップした事がわかりました(Neowin)。
Yinは切断される前に、プレビュー版アクセスすることができたと画像の入手方法を説明しています。
ChatGPTを搭載した検索エンジンは「new Bing」と銘打たれており、通常の検索バーが大きな白いテキストボックスに変わり、そこに1,000文字まで入力できるようになるとのこと。ChatGPTは2021年までの情報にしかアクセスできませんが、検索エンジンに組み込まれたバージョンは、より新しい情報にアクセスできるようです。
Bing ChatGPTの検索結果には、質問に対する回答の情報源へのリンクが表示される模様。これにより、その回答が本当に正確な情報を持っているかどうかをユーザー自身が確認することができます。また、ウェブサイトがBingからトラフィックを得ることができるようになる可能性もあります。
Bing ChatGPTは質問に答えるだけでなく、詩や短編小説を作るように頼むことができ、ツールバーからBingの新旧バージョンを切り替えることもできるようです。
MicrosoftがChatGPT搭載検索エンジンの開発を実際にすすめていたとしても、今回示された機能が最終的に公開されない可能性はありますが、ChatGPTの具体的な活用事例として注目を集めそうです。
