macOSでファイルを操作する際、欠かすことができないソフトウェア「Finder」。
以前よりmacOSでファイルを操作するための要のツールとして愛用されているソフトウェアですが、その外観は時代ともに大きく変わってきています。
本日紹介する「Classic Finder」は、古き良きClassic Mac OSの時代のFinderを現代に蘇らせることを目標に開発が進められているオープンソースソフトウェアです。
開発者Ben Szymanski氏は、Classic Mac OSのFinderを再作成することが目標で、オリジナルのFinderのピクセル単位のクローンを目指しているとプロジェクトの意図を説明します。
以下使用方法を説明します。
目次
Classic Finderの使用方法
公式サイトから最新のdmgファイルをダウンロードして開きます。
▲中に含まれる「Classic Finder.app」をアプリケーションフォルダにコピーして実行します。
▲初期フォルダはシステムフォルダのルートとなっています。フォルダを選択してクリックすると新しいウィンドウでその内容が表示されます。
タイトルバーやアイコンなどクラシックな雰囲気が忠実に再現されていることが分かります。
まとめ
Classic Finderは現在進行中のプロジェクトで、実際にFinderとして実用するための機能の多くは実装されていません。しかしアイコンや外観はSystem 6やSystem 7といった古きよき時代のFinderを忠実に再現しています。
Objective-CとCocoaで作られたオープンソースプロジェクトですので、腕に覚えのある開発者の方は開発に参加してみてはいかがでしょうか。
タイトル | Classic Finder | |
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公式サイト | https://classicmacfinder.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7606-classic-finder | |
説明 | Classic Mac OSのFinderの再現を目指すファイルマネージャ。 |