WebサイトではURLで特定のページを示しますが、中にはURLに不要な要素が付け加えられていることもあります。
本日紹介する「ClearURLs」は、そのような不要な要素をURLから削除してくれるブラウザ用の拡張機能です。
例えば「https://example.com?utm_source=newsletter1&utm_medium=email&utm_campaign=sale」のようなURLから「utm_xxx」を削除したり、AmazonのURLから不要な要素を削除し「https://www.amazon.com/dp/exampleProduct」のようなシンプルなURLを取得することができるのです。
以下のような機能を持っています。
- バックグラウンドで自動的にURLからトラッキングを削除する
- 一部の一般的な広告ドメインをブロックする(オプション)
- 複数のURLを一度にクリーンアップするツールを内蔵
- トラッキングサービスを仲介せず、目的へのリダイレクトに対応
- コンテキストメニューからリンクをすばやくきれいにコピーできる
- ハイパーリンク監査(Pingトラッキング)のブロック
- ETagのトラッキングを防ぐ
- 履歴APIへのトラッキングインジェクションを防止
- Googleによる検索結果の書き換えを防ぐ
- Yandexによる検索結果の書き換えを防ぐ
以下使用方法を説明します
ClearURLsの使用方法
ClearURLsはChrome、Edge、Firefox用のものが公開されています。それぞれのブラウザで拡張ページを開いて追加します。
▲オレンジのごみ箱アイコンが「ClearURLs」のものです。バックグラウンドでURLのクリーニング機能が動作しているほか、右クリックメニューで明示的にクリーニング機能を呼び出すこともできます。
▲例えばAmazonの検索結果で「リンクのアドレスをコピー」と「クリーンリンクをコピー」を比較すると、どのような要素が削除されるかが分かりやすいと思います。
▲内蔵のクリーニングツールを利用し、複数のURLをまとめてクリーニングすることも可能です。URLを貼り付け
「Clearn URLs」ボタンをクリックします。
まとめ
ClearURLsはURLをシンプルにしてくれるブラウザの拡張機能です。SNSでURLを共有する際に、トラッキング情報を削除してセキュリティを高めたり、URLを短くしたりしたい場合に便利です。