Debian 11 "bullseye"がリリース - Linux 5.10LTSを採用した新バージョン

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Debian開発プロジェクトは8月14日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Debian」のメジャーバージョンアップ版「Debian 11.0 "bullseye"」をリリースしました(公式ニュースPhoronix)。

およそ2年間の開発期間を経てリリースされるメジャーバージョンアップ版で、DebianセキュリティチームとDebian 長期サポートチームの共同作業により、今後5年間サポートされる予定です。

Debian 11 "bullseye"には複数のデスクトップ環境が含まれており、Gnome 3.38、KDE Plasma 5.20、LXDE 11、LXQt 0.16、MATE 1.24、Xfce 4.16などが利用可能です。

LinuxカーネルはLinux 5.10 LTSを採用し、exFATファイルシステムをサポートしています。多くの最新プリンタでサポートされているベンダニュートラルなIPP-over-USBプロトコルを使用する新パッケージipp-usbの導入や、systemdで統一されたリソースコントロール階層を提供するControl Group v2の導入、辞書ベースのパスワード推測攻撃に対してセキュリティ向上が期待できるパスワードハッシュのyescryptへの変更も行われています。その他大量のパッケージの追加、更新が行われています。

次のバージョンは Debian 12 "bookworm"で、2023 年のリリースを目指して開発が進められています。

Responsive タイトル Debian GNU/Linux
公式サイト http://www.debian.org/index.ja.html
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/2043-debian-gnu-linux
説明 パッケージ管理が強力なLinuxディストリビューション。
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