テスラのCEO、イーロン・マスク氏は8日、Twitterの買収を撤回する事を発表しました(ロイター、MacRumors)。
イーロン・マスク氏はTwitterに対し、総額440億ドルの買収提案を行っていましたが、複数の合意条項に重大な違反があったとし、買収を取りやめることにしたと説明しています。
「重大な違反」の事例としては、偽アカウントやスパムアカウントに関する情報を複数回にわたり要求したものの、同社が応じなかった事、またTwitterが上級幹部や人材採用チームの3分の1を解雇し、現状の企業組織を実質的に維持するという義務に違反した事などががあげられています。
The Twitter Board is committed to closing the transaction on the price and terms agreed upon with Mr. Musk and plans to pursue legal action to enforce the merger agreement. We are confident we will prevail in the Delaware Court of Chancery.
— Bret Taylor (@btaylor) July 8, 2022
一方Twitterは、「取締役会はマスク氏と合意した価格と条件で取引を完了させることにコミットしている」とし、法的措置を取る考えを示しています。