統合メモアプリ「Evernote」の無料版を使用しているユーザーから、新規ノートを作成できなくなったとの報告が寄せられていることがわかりました。
公式サイト等で変更に関する告知は特に行われていないようですが、X(Twitter)上には、新しくノートを作成することができなくなった事に気がついたユーザーから、スクリーンショットつきのものを含め多数の報告が行われています。
無料プランの上限は、「1つのノートブックと50個のノート」になり、これを超えたユーザーはノートブックやノートを作成できず、有料プランへ課金するようポップアップが表示される模様です。
ただし、全てのユーザーに制限が課せられているわけではなく、無料版でも一部のユーザーは制限を超えたノートを作成することができる状態のようです(しばらく使っていなかった手元の環境でも作成できました)。
Evernoteに関しては今年の7月、米国スタッフの大半が解雇され
業務がヨーロッパに移管されたと報じられています。Evernoteを買収したBending Spoonsは、Evernoteの不採算体質は「長期的に維持できない」と説明し、採算の悪化が懸念されていました。
現在、Evernoteを使用しているユーザーは、OneNote、Google Keep、Notionなど他のノートアプリへ移行する動きを強めています。