全てを記録できるとして人気を集めたメモアプリ「Evernote」のスタッフほぼ全員が解雇されたとのショッキングな情報が流れていることがわかりました(GIGAZINE)。
根拠となっているのはHacker Newsの「HNに伝える: Evernoteの残りのスタッフのほぼ全員が解雇された」という投稿です。
Its acquirer (Bending Spoons) has taken over operations. They’ve also hiked subscriptions prices and told customers they intend to use new revenues to pay for new features. How they intend to do that without any staff is something I would like to know about.
買収企業(Bending Spoons)が運営を引き継いだ。彼らはまた購読料を値上げし、新たな収益を新機能に充てるつもりだと顧客に語っている。スタッフなしでどのようにそれを行うつもりなのかは、私が知りたいことだ。
If you’re still using Evernote, probably a good time to stop.」
もしまだEvernoteを使っているのなら、おそらくやめるいい機会だろう。
Evernoteは2022年、イタリアのIT企業Bending Spoonsに買収され、EvernoteのCEOであるIan Small氏は、この買収によりBending Spoonsの実績あるアプリの専門知識と幅広い独自技術を活用し、新機能の構築が可能になると説明していました。
しかし、この投稿が真実ならばEvernoteのスタッフがほぼいない状態になっており、サービスの提供は続いたとしても新機能は望めないことになります。
Hacker Newsには、Evernoteは無料で提供していた機能を有料に変えようとする際に発生する苦しみの典型的な例だというコメントや、Obsidianなど最近人気のメモアプリに関する情報が寄せられています。乗り換えを検討している方はご参考までに。