MicrosoftはWindows 10でダークモードを導入し、Version 1809からは従来のファイルエクスプローラーも黒い外観で表示できるようになりました。
とはいえファイルエクスプローラーがWin 32デスクトップアプリケーションであることに変わりはなく、UWPアプリを使い慣れたユーザーにとっては違和感があるものかもしれません。
この問題を解決すべく、モダンなフィル管理アプリ「Files UWP」がGitHubにて公開されています。
高校生の開発者Luke Blevin氏によって始められたプロジェクトで、まだ開発作業は進行中とのことですが、Fluent Designを採用し、ライト/ダーク両方のモードに対応しています。
以下使用法を説明します。
Files UWPの使用方法
最初にFiles UWPのzipファイルをGitHubからダウンロードします。
Files UWPは名前の通りUWPアプリですが、ストアにはまだ登録されていません。このためサイドローディングと呼ばれる仕組みを利用してインストールする必要があります。
そのためにはWindows 10環境に開発者ライセンスをインストールしてサイドローディングを許可するか、開発者モードに設定します(設定 > 更新とセキュリティ > 開発者向けより)。
準備ができたら、zipファイルの中に含まれている「Add-AppDevPackage」を右クリックして「PowerShellで実行」を選びます。
PowerShellの質問にYesで答えていくと最終的にアプリがインストールされます。
アプリはスタートメニューの全てのアプリなどから実行可能です。
Files UWPにファイルシステムにアクセスする許可を与えることで、ダウンロードやドキュメント、その他フォルダに含まれる情報を表示したり操作したりすることが可能です。
まとめ
Files UWPはモダンな外観のファイル管理アプリです。現在まだ開発中ということで一部動作していない機能もあるようですが、今後の発展に期待できそうです。