数ヶ月にわたる検討の末、MozillaがついにFirefoxのWindows 7と8のサポート期間を延長することを決定した事がわかりました。Bugzillaへの最新の投稿によると、2024年の第3四半期までサポートされる予定とのこと。
Windows 7用の拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の提供は2023年1月に終了し、Windows 8.1も同月にサポート期間が終了しています(こちらはESUの提供はなし)。これにあわせて、Windows用のアプリを提供しているサードパーティ企業の多くもWindows 7/8.1対応を打ち切っており、例えばGoogleは2月にWindows 10以降のみをサポートした最初のChromeをリリースしました。
MozillaもFirefoxのサポート期間に関し、当初は、Windows 7/8.1のEOSの日付に従うことを検討していましたが、2022年11月にサポートの延長を検討しているとの情報が発見されています。
サポート延長の理由としては、チップ不足や経済危機によって、新しいコンピューターや新しいWindowsへのアップグレードが難しい状況があることがあげられていました。
Bugzillaには以下のようなコメントが寄せられています。
We will not be ending support for Windows 7/Windows 8 before the release of the Firefox 115 ESR, so the Firefox 115 ESR will support Windows 7/Windows 8 at least until 3Q 2024.
I can't speak to when we will remove support for Windows 7/Windows 8.
Firefox 115 ESRのリリース前にWindows 7/Windows 8のサポートを終了することはありませんので、Firefox 115 ESRは少なくとも2024年3QまではWindows 7/Windows 8をサポートします。
Windows 7/Windows 8のサポートを終了する時期については申し上げられません。
Windows 7/Windows 8のサポート終了次期はいまのところ決まっていないとのことですが、これらOSのユーザーは、もう少しFirefoxブラウザを安全に使用することができそうです。
Firefoxのリリース予定はこちらで確認可能です。
[via MSPoweruser]
