WebサイトやHTML形式のメールの内容をコピーして他のアプリに貼り付けた際、余計な書式まで再現されて不便に思った経験のある方は多いかもしれません。
単にテキストの文字情報をコピーしたいだけの場合、リンクや色、文字のサイズなどがコピーされるとかえって不都合な事もあるからです。
本日紹介する「FormatMatch」は、この不都合を解消するためのMacアプリです。起動しておくと書式付きのテキストをコピーしても、貼り付ける際はプレインテキストだけが貼り付けられるようになります。
FormatMatch
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥120
書式付きテキストをコピーしてもプレインテキストでペーストできるMacユーティリティ。
以下このアプリの使用法を説明します。
起動しておくだけ
基本的な使用法はFormatMatchを起動しておくだけです。アイコンがメニューバーに表示されていることを確認して、Webページの内容を例えば標準のメモアプリに貼り付けてみます。
▲FormatMatchを起動していない状態では、リンクやフォントのサイズまでコピーされているのに対し(上部分)、FormatMatch起動後に貼り付けると単にテキストの文字列だけが貼り付けられているのがわかります(下部分)。
▲FormatMatchの機能の有効・無効はメニューの「Activate/Deactivate」で切り替えることができるほか、設定画面で好みのショートカットキーを割り当ててトグルすることもできます。設定画面ではそのほか、自動起動設定や、メニューバーアイコンを非表示する設定を調節することが可能です。
まとめ
書式付きテキストのコピーに対応したアプリでは、プレインテキストとしてコピーするオプションが独自に存在することも多いのですが(Evernote、OneNoteなど)、その方法をアプリごとに覚えておくとは結構大変です。FormatMatchはその手間を削減してくれる、小さいながらも気の利いた便利なアプリです。