Microsoftは4月26日(現地時間)、開発者向けツール「GitHub Desktop」の最新版「GitHub Desktop 3.0」を公開しました。最新版は「大きなマイルストーン」として、コミットの破棄、並び替え、修正といった各種Git操作のサポートが強化されたほか、GitHubをローカル開発のワークフローに近づけるための新機能が追加されています。
v3.0には、プルリクエストのチェック状況を確認し、コードが本番環境でも問題なく動作することを確認できる新機能が追加されています。プルリクエスト番号のバッジをクリックすると、チェックやジョブ、ステップを確認することができ、発生した問題を理解し、修正することができます。
また、「high-signal」通知のサポートも行われています。GitHubを利用していると、さまざまなアプリの通知が届きますが、そのほとんどが単なるノイズとなっていました。
v3.0では作業しているリポジトリのなかで、本当に重要なことが起こった場合にだけ通知が表示されるようになり、プルリクエストのチェックの失敗や、通過、レビューなど、重要な通知の見落としが防げることが期待できます。
Microsoftは次のように説明しています。
Whether your teammates requested changes, approved, or just commented on your pull request, you will know instantly. If someone requested changes or made some suggestions, you can quickly switch back to that branch and start working on them.
チームメイトが変更を要求したのか、承認したのか、それともプルリクエストにコメントしただけなのか、即座に知ることができます。誰かが変更を要求したり、何か提案をしたりしたら、すぐにそのブランチに切り替えて作業を開始することができます。
その他新機能の詳細は公式ブログで確認可能です。