GitHubは5月23日、オープンソースソフトウェア開発者を経済的にサポートするための新しいサービス「GitHub Sponsors」のベータ版を公開したことを発表しました(TechCrunch日本版)。
GitHubでプロジェクトを公開している開発者は、同サービスに登録することで、リポジトリ上に「Sponsor me」ボタンを設置し、出資者の支援を受け取ることができるようになります。出資者側がボタンをクリックしてスポンサードする場合「GitHub Sponsors」以外にも、PatreonやTidelift、Ko-fi、Open Collectiveなど外部のサービスを利用して支援することも可能です。
GitHub Sponsorsは記事執筆時ベータ版として公開されていますが、「Join the waitlist」から待ち行列に登録することが可能となっています。
▲開発者がプロジェクトを登録するには居住地や、登録したいオープンソースプロジェクトのリンク、プロジェクトで果たしている役割(コードやデザイン、コミュニティ管理、ドキュメントなど…)などさまざまな情報を記入する必要があります。
なおTechCrunch日本版によると、「支払いはGitHub自身がビジネスをしている国ならどこでも得られる」とありますが、実際に日本で利用可能になるのかどうか現在のところ不明です。