GNU Guixプロジェクトは5月2日(現地時間)、「GNU Guix 1.0.0」をリリースしたことを発表しました。v1.0のリリースは、7年間の開発期間、40,000以上のコミット、19回のリリースを経て達成した大きなマイルストーンであると説明されています。
現在公式サイトでは、他のLinuxディストリビューション上で使用できるパッケージマネージャ「GNU Guix」のほか、Guixをパッケージマネージャとして採用したLinuxディストリビューション「GNU Guix System」、QEMUイメージの「GNU Guix QEMU Image」をダウンロードすることができます。
v1.0.0のパッケージマネージャーの新機能としては、出力の冗長性を高めるための-vオプションの追加や、その他さまざまな新しいサブコマンドやオプションの追加が挙げられています。
ディストリビューション側でも、テキストモードのグラフィカルインストーラーの追加や、WMシステムイメージの追加など、さまざまな新機能が追加され、同梱されているパッケージもGCC 8.3、Emacs 26.2、Go 1.12.1、GIMP 2.10.10、OpenJDK 11、Rust 1.34、X.org Server 1.20.4、Xfce 4.12.1などに更新されています。
新機能の詳細はリリースアナウンスで確認可能です。