GoogleのAIチャットサービス「Bard」が日本からも利用可能になった事がわかりました(窓の杜)。
リリース当初は米国と英国からしか待機リストに登録することができませんでしたが、現在は日本からでも登録でき、実際に利用することも可能となっています(手元の環境では登録してから10分ぐらいで利用可能になりました）。
Bardは、会話型AIモデル「LaMDA(Language Model for Dialogue Applications)」に基づくAIシステムで、誕生日パーティーの計画や、招待状の作成、大きな決断のための賛否リストの作成、複雑なトピックの簡単な理解など、ユーザーの想像力を高め、生産性を向上させ、アイデアを実現する手助けをするために設計されています。
Bardは実験的な段階であり、回答の中には不正確なものもあるとのこと。AI原則に沿った安全機能やフィードバックによる改善メカニズムを内蔵しているものの、不正確な情報や攻撃的な文言を表示する可能性があることに注意する必要があるそうです。
現在は日本語には未対応で、英語のプロンプトしか受け付けてくれません。
コードに関しては学習中で、公式にはサポートしていない状態のようです。
チャットAIといえばChatGPTやBingチャットが先行していますが、Bardがこれらの強力なライバルとなるのか注目を集めそうです。
