Googleは本日、Chrome 120の3つの新機能を正式に発表しました。
まず、デスクトップ版のChromeでタブグループの保存機能が今後数週かけて導入され、他のデスクトップデバイスからアクセスしたり、プロジェクトを簡単に再開できるようになります。タブグループは関連したタブをグループにまとめ、わかりやすく管理することができる機能です。
次に、Chromeの「安全チェック」機能がバックグラウンドで自動的に実行されるようになります。「安全チェック」は、Chromeがデータ侵害や不正な拡張機能などの脅威から保護されているか確認することができる機能ですが、これまで「プライバシーとセキュリティ」から「今すぐ確認」する必要がありました。今後は自動的に実行され、問題が見つかった場合はアラートが表示されるようになります。
またタブ毎のRAM使用量表示機能に関しても案内されています。メモリセーバーモード実行中にタブにカーソルを置いたときに、メモリ使用量の詳細が表示されるようになり、タブが非アクティブになったときに節約される可能性のあるメモリも表示されるようになりました。常にアクティブな状態を維持するサイトを簡単に指定できるようにもなっています。