最近、Google検索の結果一覧ページからキャッシュリンクが削除されている問題が報告されていましたが、この削除は不具合や一時的なものではなく、意図的なものであることが、Googleによって確認されました(gHacks)
Google検索のキャッシュはWebページの古いバージョンを表示することができる機能で、変更点を確認したり、削除されたページを確認するのに使用することができました。
Search Engine LandのBarry Schwartz氏は1週間前に検索結果にキャッシュリンクが表示されなくなったことを発見し、Googleの検索担当Danny Sullivan氏に、この削除が恒久的なものかどうかを質問します Sullivan氏にはこの質問に答え、削除が意図的なものであることが確認されたとのことです。
Hey, catching up. Yes, it's been removed. I know, it's sad. I'm sad too. It's one of our oldest features. But it was meant for helping people access pages when way back, you often couldn't depend on a page loading. These days, things have greatly improved. So, it was decided to…
— Google SearchLiaison (@searchliaison) February 1, 2024
Hey, catching up. Yes, it's been removed. I know, it's sad. I'm sad too. It's one of our oldest features. But it was meant for helping people access pages when way back, you often couldn't depend on a page loading. These days, things have greatly improved. So, it was decided to retire it.
追いついたよ。はい、削除されました。悲しいよね。僕も悲しいよ。私たちの最も古い機能の一つです。でも、その昔、ページが読み込まれるかどうか当てにならないことがよくあった時代に、人々がページにアクセスするのを助けるためのものだったんだ。最近はだいぶ改善された。だから、引退させることにした。
Personally, I hope that maybe we'll add links to
@internetarchive
from where we had the cache link before, within About This Result. It's such an amazing resource. For the information literacy goal of About The Result, I think it would also be a nice fit -- allowing people to easily see how a page changed over time. No promises. We have to talk to them, see how it all might go -- involves people well beyond me. But I think it would be nice all around.個人的には、次のようなリンクが追加されることを期待している。
@internetarchive
へのリンクを追加してほしいと思っている。とても素晴らしいリソースです。また、「この結果について」の情報リテラシー向上という目的には、ページの経年変化を簡単に見ることができる、このリンクはぴったりだと思います。約束はできません。彼らと話し合って、どのようになるかを確認しなければならない。しかし、私はそれがすべての周りにいいと思う。As a reminder, anyone with a Search Console account can use URL Inspector to see what our crawler saw looking at their own page: https://support.google.com/webmasters/answer/9012289
備忘録として、Search Consoleのアカウントを持っている人なら誰でも、URLインスペクタを使って、クローラーが自分のページを見て何を見たかを見ることができる: https://support.google.com/webmasters/answer/9012289
You're going to see cache: go away in the near future, too. But wait, I hear you ask, what about noarchive? We'll still respect that; no need to mess with it. Plus, others beyond us use it.
近い将来、cache: もなくなるでしょう。でも、noarchiveはどうなるの?我々はそれを尊重する。それに、私たち以外の人たちも使っている。
現在はcache演算子を利用しキャッシュを表示することはできます。例えば、検索ボックスにcache:サイト名
やcache:URL
と入力して検索を実行すると、キャッシュされた情報を表示することはできます。
▲cache:https://softantenna.com/blog
と入力して検索。
▲2月3日時点では2月2日の情報が確認でき、キャッシュ機能が生きていることがわかります。
ただしGoogleはこの機能も近い将来完全に削除する予定です。もともとこの機能はWebサイトがアクセスできない場合に、ユーザーが確実にページにアクセスできるようにするためのものでしたが、状況が「大幅に改善」されたため必要なくなったと理由が説明されています。
Sullivan氏は、検索結果の横に追加されたドットメニューをクリックして表示される「この結果について」に、Internet Archiveへのリンクを追加し、キャッシュ機能の代替機能とすることを望んでいます。
Googleが検索結果にWayback Machineのキャッシュリンクを追加するためには、Internet Archiveと合意する必要があり、また大量のトラフィックをさばくためにWayback Machineのサーバーを強化する必要があるかもしれません。また機能的に、Wayback Machineのクローラーの巡回頻度が低く、Googleキャッシュのように大量のWebページをカバーしていないという問題も存在します。