Googleは10月8日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」の一般消費者向けサービスを2019年8月をもって終了すると発表しました(9to5Google)。
サードパーティ開発者がGoogleアカウントとAndroidデバイスのデータへアクセスする方法を詳細にレビューする「Project Strobe」の結果、Google+があまり使用されておらず、開発と維持が困難であることがわかったと終了の理由を説明しています。
またGoogle+ APIの不具合により、非公開設定のGoogle+アカウントのプロフィールのデータ(名前、メールアドレス、職業、性別、年齢など)に開発者がアクセスできる状態になっていたことも明らかにしています。ただし、この不具合は最高50万人の個人情報に影響する可能性があるものの、開発者が不具合を意図的に利用し、データを悪用した証拠もみつかっていとのことです。
Google+は2011年6月にはじまったFacebook対抗のソーシャルサービスで、YouTubeとのアカウント連携機能など、Googleが提供する各種Webサービスと連携することでユーザー数を増やそうとしてきましたが、期待通りの結果とはならなかったようです。