Appleは本日、iCloud for Windowsの最新版v12.5をリリースしました(MacRumors)。
最新版のv12.5では、Windowsユーザー向けのiCloud Keychainパスワード管理アプリが追加されています。新機能によってWindowsからiCloud Keychainに保存されたパスワードにアクセスすることができるようになり、ユーザー名やパスワードの追加、編集、コピー&ペースト、削除、検索が可能となります。Appleは今年1月にWindows用iCloudの更新版をリリースし、新しいパスワード管理アプリが登場することを示唆していましたが、これまで実装されていませんでした。
Microsoft EdgeとWindows Chrome用の新しいiCloudパスワード拡張機能は、iCloudのパスワード機能と連動しており、Windowsマシン上でSafariと同様にiCloudのパスワードを自動入力できるようになります。Webサイトで作成したユーザー名とパスワードは、パスワードアプリに自動で登録されます。
WindowsのiCloudキーチェーンのパスワードは、暗号化されたデータベースに保存され、暗号化されたチャネルを使ってブラウザ拡張に転送されます。パスワードは平文では保存されません。
iCloud for Windows PasswordsはiCloud for Windows 12.5の一部で、Windows 10ユーザーはMicrosoft Storeから無料でダウンロードすることができます。