iOS 11の初期の計算機アプリでは、素早くキーを入力すると計算結果が正しく表示されないバグが発生することで話題を集めました。iOS 11.2ではアニメーションエフェクトが削除されることで、この不具合が解消されていたのですが、iOS 11.3ではアニメエフェクトを生かしつつ、かつバグが発動しない方向に改良が進められているようです
9to5Macによると、計算機アプリの不具合は「1 + 2 + 3」のような計算を実行する際発生し、「+ - 」のような演算子ボタンのタップで表示されるアニメ効果が有効なうちに、次の入力を行うと、この入力が無視されることに原因がありました。
iOS 11.2ではこのアニメ効果を削除することで不具合を修正しましたが、これは本来の計算機アプリの意図したデザインではなく、iOS 11.3ではアニメ効果を有効にしたまま、連続してボタンをタップしても大丈夫なように修正されているようです。
iOS 11.2とiOS 11.3のアニメの違いを確認できる動画が公開されています。
世間を騒がせた「計算機バグ」もこれで完全に解消されることになるのかもしれません。