Appleは本日、iOS 13.6、iPadOS 13.6、tvOS 13.4.8、macOS Catalina 10.15.6の各beta 2を開発者に対して公開しました(AppleInsider)。それぞれパブリックベータ版も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS Catalina 10.15.6 beta 2 | 19G46c | 2020/06/09(米国時間) |
iOS 13.6 beta 2 | 17G5045c | 2020/06/09(米国時間) |
iPadOS 13.6 beta 2 | 17G5045c | 2020/06/09(米国時間) |
tvOS 13.4.8 beta | 17M5545a | 2020/06/09(米国時間) |
iOSとiPadOSは、13.5.5のbeta 1から13.6のbeta 2へ名前が変更されています。13.6の主な新機能が何なのか現段階では不明ですが、メジャーバージョンアップ版として何らかの新機能が追加されると予想されます。なおbeta 1では、Apple News+でオーディオ記事を提供するための作業が進められているようです。
目次
iOS 13.6 beta 2の新機能
MacRumors(1、2)によると、iOS 13.6 beta 2の新機能は以下の通りです。
iOS自動更新のトグル: iOS自動更新のダウンロードとインストールをより詳細に制御できるようになった。トグルボタンが追加され、ダウンロードとインストールが個別に設定可能になった。
ヘルスケアアプリの改良: ヘルスケアアプリに「症状」セクションが追加された。体や筋肉の痛み、食欲の変化、咳、めまい、失神、頭痛、吐き気など、さまざまな病気の症状を記録可能で、状態の変化を時系列で確認できる。体の状態を医師と共有するためのもの?