第4世代iPad Airに搭載されているAppleのA14 Bionicチップのものと思われるベンチマークスコアがインターネット上に登録されていることがわかりました。登録されたスコアが本物ならば、A13 Bionicよりも大幅にパフォーマンスが向上していることになります(MacRumors)。
GeekBenchの情報によると「iPad13,2」のマザーボードの番号はJ308APとなっており、リーカーのL0vetodream氏によると、J308APはセルラー機能を搭載したPad Air 4を、J307APはWi-Fiのみを搭載したiPad Air 4を意味しているとのことです。
6コアチップでベース周波数は2.99GHz、メモリは3.66GB、シングルコアスコアは1,583、マルチコアスコアは4,198となっています。A13 Bionicのスコアである1,336/3,569と比較すると顕著に向上しており、2020年モデルのiPad Proに搭載されているA12Zのスコア1,118/4,564と比較するとマルチコアで少し劣る結果となっています。
Appleは第4世代iPad Airを、A12 Bionicを搭載した前モデルのiPad Airと比べて、パフォーマンスが40パーセント速く、グラフィックスが最大30パーセント速くなっていると説明しました。今回のベンチマークはそれを裏付ける情報といえそうです。加えてA14チップをベースとしたMac用プロセッサにも期待が持てる結果といえるかもしれません。