iPhoneの次期ハイエンドモデル「iPhone 14 Pro」には、「ピル型(錠剤型)」のノッチが搭載されると予想されています。今回、この新しいノッチの形を確認できるモックアップを開発者、Jeff Grossman氏が公開して注目を集めています(MacRumors)。
Mocked up what a potential iPhone 14 Pro with a pill-shaped cutout might look like. pic.twitter.com/E3C1Bygd45
— Jeff Grossman (@Jeffrey903) January 9, 2022
モックアップの写真を確認すると、ノッチはベゼルとつながっておらず、ベゼルのやや下に位置していることがわかります。長さも高さも短く、従来のノッチと比べて左右の表示領域がかなり広くなっている事が分かります。
AppleはiPhone 13でノッチを少し小さくしましたが、その分のスペースを十分に活用することはできず、依然としてステータースバーにバッテリー残量のパーセンテージを表示することはできません。新型のノッチが採用されれば、今度こそより多くの情報をノッチの左右に表示できるようになることが期待されます。
同氏はピル型ノッチを自分のiPhoneで試したい方のために、元画像で使用したスクリーンショットを公開しています。自分のiPhoneで画像を表示し、(そのままだと既存のノッチとかぶるため)画面を固定して上下逆に持つことで、iPhone 14 Proがどのような雰囲気になるのか自分の手の中で確認することができます。
ピル型のノッチはiPhone X以来のノッチの劇的なデザインシフトを意味しています。これまでの噂では、iPhone 14のハイエンドモデルのみがピル型ノッチを搭載し、ローエンドモデルは従来のノッチを継続するとされていますが、そうならない可能性も残されています。なお来年登場するiPhone 15では、ディスプレイ埋め込み型のFace IDの開発が進められているともいわれており、ノッチが完全に無くなる可能性があります。