今年発売される、iPhone 7はiPhone 6sのマイナーアップデート版として、機能やデザインの大きな変更はないとする説が有力になっています。せめてCPUやメモリなど内部的なスペックアップが期待される中、iPhone 7に搭載されるA10プロセッサのGeekBenchスコアがオランダのサイトTechTastic[英語翻訳]によって公開され注目を集めています(Cult of Mac)。
グラフは歴代のiOSデバイスに搭載されてきたプロセッサのGeekbench 3シングルコアスコアを比較するもの。A10プロセッサは右から2番目に位置しておりスコアは3,000と、iPad Proに搭載されたA9Xのスコア3010にわずかに届かない結果となっています。
もちろんiPhone 6sに搭載されたA9チップのスコアである2519と比較すると20%ほど高速化されているのですが、A8からA9に世代が変わった際のような圧倒的なスペックアップとはなっていません。
TechTastic公開したスコアの信頼性は不明ですが、このグラフが正しければiPhone 7は内部スペック的にもそれほど大きな改良は望めないということになりそうです。