デジタル庁は6月3日、行政手続きなどの際にフロッピーディスクでの提出を求める既定を全廃したことを明らかに為ました(朝日新聞)。
デジタル庁によると、フロッピーディスクでのデータ保存や提出求める規制は1034件あり、河野デジタル大臣は先月の会見で1033件の見直しが完了したと公表していました。6月28日付で自動車リサイクル法の省令が見直され、すべて撤廃されたことになります。
河野大臣は就任後の2022年8月、フロッピーディスクに宣戦布告し、フロッピーディスク、CD、MDなど、ディスクを使って書類を提出しなければならない政府手続きを変更し、オンライン化する計画を明らかにしました。
Digital Minister declares a war on floppy discs.
There are about 1900 government procedures that requires business community to use discs, i. e. floppy disc, CD, MD, etc to submit applications and other forms. Digital Agency is to change those regulations so you can use online.— KONO Taro (@konotaromp) August 31, 2022
河野大臣は今後もFAXをはじめとしたさまざまな要因の見直しを行っていくと説明しています。
フロップーディスク/ドライブの入手はすでに困難になっており、日本政府がようやくフロッピー廃止の対応を終えた事に海外メディアも注目しているようです(Neowin)。