XMLと比べて簡潔で、Webサービスを始めさまざまな場所で活用されているデータフォーマット「JSON」。開発ならば誰もが一度は触れたことがあるフォーマットかもしれません。
本日紹介するMacアプリ「Jayson」はそのJSONフォーマットのファイルを閲覧・編集できるMac用のネイティブアプリです。
Jayson - Visual JSON Editor
カテゴリ: 開発ツール
価格: 無料
JSONファイルのビューアー・エディター。
開発者Christian Kienle氏によって作成されたMacアプリで、FinderやXcodeなど多くのMacアプリで標準的に使われているアウトラインビューを使って構成されています。そのためMacユーザーならばすぐに使い始めることができるでしょう。
以下使用法を説明します。
Jaysonの使用方法
Jaysonを初回に起動すると以下のウェルカム画面が表示されます。ノードの操作方法などキーボードショートカットは、公式サイトにも掲載されています。
初回は空のドキュメントで新規JSONファイルの作成を始めることができます(もしくはCommand + N)。Command + Oによって既存のJSONファイルを開くことも可能です。
左側のペインがJSONのエディタ部、右側がプレビュー部です。
エディタでは以下のショートカットが利用可能です。
- Command + +: ノードの作成
- Command + D: プレビューのトグル
- Command + C: 選択したテキストのコピー
- Command + 1: ノードをarrayに変更
- Command + 2: ノードをdictionaryに変更
- Command + 3: ノードをbool値に変更
- Command + 4: ノードを数値に変更
- Command + 5: ノードを文字列に変更
- Command + 6: ノードをnullに変更
- Command + R: ノードをdictionaryに埋め込む
- Command + Backspace: ノードを削除
- Command + E: ノードを編集
ノードのタイプの変更は、画面下部に表示されているステータスバーのアイコンをクリックしても実行することができます。
ノードの種類がDictionaryやArrayの場合、各項目に表示されている丸アイコンをクリックすると開閉することができます。
Xcodeのプロパティリストエディタのような操作感覚なので、Xcodeユーザーならばすぐに馴染むことができるでしょう。
まとめ
JaysonはMac用のネイティブなJSONファイルビューアー・エディターです。
JSONファイルを快適に閲覧・編集したい方は試してみてはいかがでしょうか。