キーごとに機械式のスイッチが内蔵された「メカニカルキーボード」は、耐久性が高く、高速入力が可能なため「プロ」仕様のキーボードだとも言われています。
メカニカルキーボードの魅力の一つとしてタイプ音があげられることもありますが、Apple公式キーボードは残念ながらメカニカルキーボードではありません。
本日紹介する「Klack」は、そのようなキーボードでもメカニカルキーボードのタイプ音を楽しむことができるMac用アプリです。
Mac App Storeで公開されている有償アプリで、次のような特徴を持っています。
- 再現度の高いサウンド
- 没入感のある空間オーディオ
- 瞬時のタイプフィードバック
- 上下キー操作
- ランダムマッピング
- カスタマイズ可能なスイッチ
- メニューバー拡張
- 高速ネイティブアプリ
KlackはmacOS 12.4以降の環境に対応しています。
以下使用方法を説明します。
Klackの使用方法
Klackの初回起動時は、アクセシビリティ設定で許可を与える必要があります。
▲「OK」をクリックするとシステム設定画面のアクセシビリティ設定が開きます。
▲「+」アイコンをクリックし、アプリケーションフォルダの下にある「Klack」を選択します。
この後再度Klackを起動すると、タイプする度にメカニカルキーボード風のタイプ音が聞こえてくるはずです。
▲メニューバーから設定を変更することができます。
Volumeで音量を調整:
- Soft: 小さめ
- Balanced: バランス
- Loud: 大きめ
Switchesでスイッチを変更:
- Crystal Purple
- Oreo
- Cream
スイッチを切り替えてタイプする様子を撮影した動画を作成しました。録画環境のせいかかなり音ズレしていますが、実際はそこまでズレていません。
まとめ
Klackはメカニカルキーボードのタイプ音を再現したMac用アプリです。600円という値段は少し考えてしまいますが、Mac App Storeでの評判も良く、興味ある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、Klackは比較的新しいアプリで、1年ほど前に作られたRedditのスレッドに作者が降臨して機能を紹介しています。Klack特徴やセールスポイントが説明されていいますので、こちらもご参考までに(Klackでタイプ音を鳴らしながら)。