無料でSSL証明書の発行を行うプロジェクト「Let’s Encrypt」は4月12日、ベータ期間を終了し正式版へ移行したことを発表しました(公式ブログ、Neowin、GIGAZINE)。
ベータ期間終了の理由として、2015年9月にベータ期間が始まって以来、380万以上のWebサイトに対し、170万件の証明書を発行してきたことで、システムの運用に対する大きな経験と自身が得られたことがあげられています。
▲ベータ期間を通してLet’s Encryptが発行する証明書の数が順調に増加していることが、グラフからも読み取れます。
Let's Encryptが発行するSSL証明書はドメイン認証のためのもので、企業認証のようにWebサイトの運営組織の実在を保証するものではありませんが、暗号化によって盗聴やなりすまましを防ぎ通信の安全性を高めることができます。