現在世界にはOneNote、Appleメモ、Google Keep、Evernoteなど有名なものから、Obsidian、Emacsのorg-modeなど、前者と比較するとあまり名前が知られていないものまで多数のメモ/ノートアプリが存在します。
本日紹介する「Logseq」もそのようなノートアプリの一つです。公式サイトでは「ナレッジマネジメントとコラボレーションのプラットフォーム」だと説明されており、プライバシー、持続性、ユーザーコントロールに重点を置いて開発が進められているオープンソースソフトです。
LogseqはMarkdown、org-modeを含む複数のファイルフォーマットをサポートし、macOS/Windows/Linux用のデスクトップアプリのほか、iOS/Android用のモバイルアプリも利用可能です。同期機能「Logseq Sync」は現在ベータテスト中で、正式公開後はサブスクリプションで利用可能になる予定です。
以下使用方法を説明します。
Logseqのメイン画面
Logseqの実行ファイルを公式サイトからダウンロードしてインストールします。
アプリを起動すると以下のようなメイン画面が表示されます(初回起動時はデータファイルの保存場所を決定する必要があります)。
▲左メニューから機能を呼び出すことができ、「日誌」をクリックするとその日に起きたことを書き込むことができる日毎のページが表示されます。タスクやログを箇条書き形式で書き込んでいくことができます。
▲スクロールして過去の日誌を閲覧することもできます。
▲「ホワイトボード」機能です。文章や画像を入力し、接続したりグループ化したりすることで考えをまとめていくことができます。
▲「フラッシュカード」は記憶のための機能です。
▲「グラフビュー」はページ(ノート)間の関連を示すグラフが表示されます。
▲「全ページ」は、作成した全てのページを一覧表示することができる機能です。
日誌以外の任意のページを画面左下の「新規作成 > 新規ページ(Command +K)」から作成することができます。
アウトライナー的な使い方も
Logseqは箇条書き形式で内容を入力できるのが特徴で、アウトライナー的な使い方もできます。
▲各行の先頭にあるドット部分をドラッグ＆ドロップして項目の移動ができるほか、クリックしてその部分を注目することもできます。
▲ページの一部だけを表示して編集することができます。
Logseqはこのほかにも多数の機能、設定、プラグインが存在し、詳細は公式サイトで確認可能です。
持続性重視の方におすすめ
Logseqはオープンソースのノートアプリです。企業の都合によって開発が中断される心配はなく、今後も継続してノートを維持していきたい方におすすめです。作成されるMarkdownファイルが箇条書きベースになのはすこし癖がありますが、メモやログなど用途を割り切って使うのであれば特に問題はないと思います。
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タイトル | Logseq |
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| 公式サイト | https://logseq.com/ | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7738-logseq | |
| 説明 | プライバシー重視したオープンソースのメモアプリ。 |
