ロジクールのワイヤレストラックボール「M570t」を購入しました。
最近ロジクールのトラックボールは選択肢がすくなく、今回購入したM570tのほか、有線のTM-150rぐらいしかラインナップに製品が存在していないようです。
TM-150rはホールスクロールができないみたいなので、CPU切替機経由で無線が使えるかどうか不安に感じつつも、今回はM570tを選択してみました
外観など
▲親指で回すタイプのトラックボールです。戻る/進むボタン、左右クリック、ホイール等の配置は5ボタンマウスとだいたい同じです。ただし戻る進むボタンは人差し指で押すことになるので、マウスとは少し使い勝手が変わってきます。
▲逆側から。Rは結構きつめ。大きさはロジクールの通常サイズのマウスと同じくらいです。
▲電源は単三電池。入れ替えはめんどくさいですがバッテリー劣化で使えなくなるという問題がないのはありがたいです。カタログスペックでは最大18ヶ月の長電池寿命とのこと。電源ボタンはありますが付けっぱなしで使っています。
接続・設定
SW-KVM4LUというサンワのパソコン自動切替機経由で使う予定だったので、ワイヤレスタイプがうまく動作するかどうか不安だったのですが、全く問題無く動作して拍子抜けしました。
PC/Macを切り替えても、タイムロスなくスムーズに切り替わってくれます。
戻る/進むボタンやホイールスクロールもPC/Mac両方で標準状態で動作します(ロジクールコントロールセンターなどの専用ソフトなしで)。
ただしMac側のカーソル移動の挙動は、マウスの場合と同様SteerMouseを使ってWindows風に変更しています。
使い勝手
ボタンクリック時のカチカチ音は少し大きいような気がしますが、戻る・進むやホイールスクロールが多機能マウスと同じように使えるのは便利です。
肝心のトラックボールの使い勝手は、カーソルの移動は滑らかで素晴らしい反面、範囲選択は少し難しく感じました。人差し指でクリックしつつ正確にボールを動かすのは少し難易度が高いのかもしれません。
ひょっとしたら親指タイプではなく、ボールが真ん中にある人差し指タイプのトラックボールのほうが範囲選択は簡単なのかもと思いました。
とりあえずはしばらく使って操作方法を習得できるかどうかチャレンジしたいと思います。
まとめ
実はPC作業時の肩こりがひどく、作業環境を改善する方法を探していました。
最近「マウス肩」と呼ばれる症状があるそうで、長時間のマウス作業で肩に違和感を感じる人が増えている様子。この対策としてトラックボールが効果ありとしている人もいて、試しにM570tを購入してみたのです。
さらにキーボードも「ThinkPadトラックポイント・キーボード」(古いタイプ)に変更して、トラックポイントも使いながら作業するようにしたところ、少し肩こりが改善されたような気がします。
肩こりや手首の痛みに悩んでいる肩はトラックボールを試してみると良いかもしれません。