macOS Venturaにアップグレードして以降、起動時にアクセシビリティ許可を与えたはずのアプリに、再び許可を与えるよう求められるという謎の現象がたびたび発生して困っていました。
例えば「Bartender」や「AltTab」、「Keyboard Maestro」などで発生し、問題が発生した状態で設定画面を表示すると、許可を与えたアプリの一覧は空になっており、正常に動作させるには再起動するしかないという状態でした(再起動するとアクセシビリティ許可は正常に戻る)。
この不具合が、どうやら先日リリースされたmacOS Ventura 13.3で解決している模様です。
13.3にアップグレードした後、10回以上再起動してもアクセシビリティ許可を求めるポップアップは表示されていません。恐らく不具合として対処されたのだと思います。
インターネットで検索してみると、あまり数は多くないようですが、この問題に遭遇しているユーザーは確実に存在するようです。同じような問題で困っているかたはmacOS Ventura 13.3へのアップグレードをおすすめします。
以下今回参考情報です。
- Privacy & Security settings in macOS reset on reboot
- MacOS Ventura: I'm asked to add accessibility permissions to Bartender, Keystroke Pro and Moves on every restart
- macos - Multiple Aps Failing at Start Up after upgrading to Ventura - Ask Different
- Reboot of Ventura wipes out many file and… - Apple Community