「Micro」はGoで作られたテキストエディタ。モダンなターミナルの機能をフルに活用することで使いやすく直感的に利用できるよう設計されています。
Microの機能として以下の特徴があげられています。
- 簡単に使える
- 一般的なキーバインド(Ctrl-S/Ctrl-C/Ctrl-V/Ctrl-Zなど)
- マウスサポート
- クロスプラットフォーム
- 75以上の言語をサポートするシンタックスハイライト
- カラースキーマのサポート
- Trueカラーのサポート
- Undo/Redoのサポート
- UNICODEのサポート
- システムクリップボードを利用したコピーペースト
- 小さくシンプル
- 設定を変更可能
まだ開発段階らしくリリースビルドは準備されていませんが、今後への意気込みが伝わってくる内容となっています。
目次
使用方法
Macの場合Homeberwを使ってインストールするのが簡単です。
brew tap zyedidia/micro brew install --devel micro
インストールした後はターミナルを開き「micro README.txt」のように使用します。
使用可能なキーバインドは以下の通りです。
- Ctrl-q: Quit
- Ctrl-s: Save
- Ctrl-o: Open file
- Ctrl-z: Undo
- Ctrl-y: Redo
- Ctrl-f: Find
- Ctrl-n: Find next
- Ctrl-p: Find previous
- Ctrl-a: Select all
- Ctrl-c: Copy
- Ctrl-x: Cut
- Ctrl-v: Paste
- Ctrl-h: Open help
- Ctrl-u: Half page up
- Ctrl-d: Half page down
- PageUp: Page up
- PageDown: Page down
- Ctrl-e: Execute a command
MacでもCtrlがプリフィックスとなっているところに注意すればまず納得できるキーバインドかもしれません。
なお設定ファイルは「$XDG_CONFIG_HOME/micro」で設定します。詳細はGitHubサイトをご確認ください。
大きな問題が…
使用中に一つ気がついた問題があります。それは日本語を含むファイルを編集しようとすると文字化けすることです。Microはまだ開発中ということもあり、この片の充実は今後の改良を待つ必要があるのかもしれません。
Microは現在コントリビューターを募集中。腕に自信のGo開発者の方は、文字化け問題解消コードをプルリクエストしてみてはいかがでしょうか。