Microsoftは5月4日、GPT-4を搭載したAIチャットボットシステム「Bingチャット」が、Microsoftアカウントがあれば誰でも試せるようになったことを発表しました。
これまでとは異なり、Bingチャットを利用するためにウエイティングリストに参加する必要がなくなり、まだプレビュー版ではあるものの、Microsoftアカウントがあれば誰でもすぐ利用することができるようになります。
MicrosoftはOpenAIとパートナーシップを結び、Bingチャットの改善を続けています。例えばOpenAIのDALL-Eを利用して画像を生成したり、Edgeブラウザとの緊密な統合により、閲覧しているWebページの要約を簡単に作成したりすることができるようになっています。
今後も改良は続けられる予定で、テキストだけの検索/チャットから、リッチな画像や動画によるビジュアルな回答への移行、新しいマルチモーダルサポートの導入、チャット履歴の保存機能による、単発チャット/検索セッションからマルチセッションへの移行、開発者やサードパーティに対するプラットフォーム機能の解放などの計画が立てられています。