Microsoftが、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」を搭載した検索エンジン「Bing」の新バージョンの準備を進めているとThe Information(有料記事)が報じています(Neowin)。
ChatGPTは人間と自然な会話ができる最近話題のチャットボットで、質問に答えたり、コードを書いたり、長文のコンテンツを生成したりすることができます。
情報筋によると、Microsoftは3月末までに、ChatGPTを搭載したBing検索エンジンの提供を始める可能性あり、2022年12月時点で92.21%と、圧倒的なシェアを誇るGoogle検索エンジンへ挑戦する構えです。
Microsoftは2019年にOpenAIに10億ドルを出資し、その後も、Azure AIスーパーコンピューティング技術を構築するために、複数年のパートナーシップを締結しています。また2022年には、OpenAIの画像生成ソフトウェア「DALL-E 2」をAzure OpenAIに導入し、テキストや画像からAI画像を生成できるようにしています。
回答が的確すぎて「ググるよりも良い」との評判もあるChatGPTなだけに、Bingと統合されることでどのような付加価値を提供できるのか興味深い試みといえそうです。