Microsoft、クラシック版OutlookにCPU使用率が高くなる不具合が存在することを認める

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MicrosoftはWindows 11に搭載されているOutlookをWebベースの新しいアプリに置き換える作業を進めています。従来のクラシック版Outlookも2029年まではサポートされる予定ですが、このOutlookには1年ほど前から報告されているバグがあり、Microsoftも最近この問題を認めたことがわかりました(gHacks)。

2025年4月14日に公開されたサポートドキュメント「CPU spikes when typing in classic Outlook for Windows」によると、Classic Outlook for Windowsでメールを書いていると、CPUが30~50%まで急上昇し、消費電力が増えることがあるとのこと。この現象は、メール作成中にタスクマネージャーを開いている場合に発生するとされています。

この問題は、Currentチャネル、Monthly Enterpriseチャネル、またはInsiderチャネルでVersion 2406 Build 17726.20126以降にアップデートした後に発生する可能性があります(v2406は2024年6月にリリースされました)。

問題を回避する方法として、Officeの更新チャンネルを問題が発生していない半期チャンネルに切り替える方法が案内されています。

Office Deployment Toolを使用するか、以下の手順を実行します。

  • コマンドプロンプトウィンドウを管理者として開く。
  • 以下のコマンドを貼り付け、Enterを押す:
    ​​​​​​​reg add HKLM\Software\Policies\Microsoft\office\16.0\common\officeupdate /v updatebranch /t REG_SZ /d SemiAnnual
    
  • レジストリキーを追加したら、「File > Office Account > Update Options > Update Now」を選択して「Semi Annual Channel」への切り替えを開始する。

Outlookチームはこの問題を調査中で、状況が更新され次第、このトピックを更新すると説明しています。

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