ドイツに本拠を置くセキュリティソフトウェア調査会社AV-TESTが、Windowsホームユーザー向けのセキュリティ製品を比較した2022年3月〜4月期の調査結果を発表しました(Neowin)。
同社が実施するテストは、セキュリティソフトをシステムの保護、パフォーマンス、ユーザビリティの3つの観点で評価するもので、それぞれ6ポイント、合計で18ポイントが最高得点となります。テストは製品の最新の公開バージョンを用いて行われ、現実的なテストシナリオに重点を置き、実際の脅威に対して評価が行われています。
AV-TESTの調査では、ここ半年ほどMicrosoft Defenderは高いスコアを獲得し続けています。2021年10月、2021年12月、2022年2月と連続して満点を獲得していましたが、今回は18点満点中17.5と、満点を獲得することはできませんでした。
Microsoft Defenderは保護のカテゴリで、0.5ポイント減点されており、TOP PRODUCTの承認を受けることはできたものの、18点を獲得したライバルにはおよばない結果となっています。
次回のテストでMicrosoft Defenderの巻き返しがあるのか注目したいと思います。